
新田です。
才の男の子が、肘を痛めて来院してきました。
エコーで見てみると、骨折の疑いがあった為に医療機関で検査して頂きました。
診断名は「上腕骨顆上骨折」(じょうわんこつ かじょうこっせつ)
レントゲンを見てみましょう。
赤矢印の所から右上に黒い線があるのが分かりますか?
これが、骨折線です。
肘の骨折は腫れが強く出てきます。
この腫れが、非常に厄介なのです。
何故かというと、骨化性筋炎といって筋肉の中に骨が形成されてしまうのです。
取り返しのつかない後遺症です。
これを起こさない為には、「刺激を与えない」という事です。
初期段階で電療・マッサージ・運動療法によって刺激を与えると非常にリスクが高まります。
確実な固定を行い腫れが引くのを待つ。
時期をみて、電療・マッサージ・運動を行っていきます。
このタイミングを見極めることが難しいのです。
当院では、エコーで炎症・腫れ・骨の回復具合などを観察して、慎重に施術を行なっています。
肘を怪我して、腫れが強く出ている。
そんな時は、直ぐに当院にご相談ください。
手遅れになる前に・・・・。
以上、新田でした。