埼玉県志木市中宗岡のにった接骨院、新田です。
週末「狐童の舞」を踊りたいという捻挫の患者様
志木市には獅子連の狐童の舞という無形文化財の舞があります。
その狐童を踊っているという患者様が捻挫をして来院しました。
かなり重症で、内出血も酷く、歩くのもままならない状態でした。
しかし、どうしても狐童を踊りたいということだったのですが、本番まで数日という短期間で完治はとても難しいと申し上げました。
治療についての説明と目標を共有する
今回、週末までの完治は無理であるということを明確に患者様に告げた上で、なんとか狐童を踊れる状態には持っていくというお話をしました。毎日電気をかけること、固定をしっかりすること。そして、日曜の本番前にテーピングをしに来ること。
テーピングは時間が経てば経つほど効果が薄くなるので、日曜日は休診ですが治療を行いました。
しっかりとした固定を施したので、痛みもだいぶ軽減し、これなら踊れそうだとなりました。
狐童を舞うことができた
折角なので、私も狐童の舞を見に行くことにしました。
患者様を探してみると、
ラストの方で痛みが気になって、踏み込みが甘くなったところもあったそうですが、堂々と最後まで素敵な舞を踊ることができていました。私も大変うれしく思いました。
来週も伝統ある敷島神社での舞があります。
これからも治療を続け、次回は痛みなく踊ることができるように目標を立てています。
患者様が予定を実行することができるように、当院では、できる限りのことをさせていただいています。
にった接骨院の想い
けがにより失うものは、「予定」だと考えています。
「大事な試合に出たい」
「約束していた家族旅行に行きたい」
「仕事を思うようにすることができない」
けがを負わなければ、実行されていたであろう「予定」があり、
けがをした今でも叶えたい「予定」があります。
だからこそ、私たちの使命は、患者さまの叶えたい「予定」と向き合い、
その「予定を実行させる」ことだと思っています。
けがを負ったことにより、失われた予定を取り戻し、
笑顔のある生活を送ってもらいたいと思っています。
にった接骨院 院長 新田 陽介