今日も雪が降ってしまいましたね。
雪道での歩き方と転倒した際の対処について、少しまとめてみました。
雪が降り、当日から数日間、雪道で転倒した患者様が続々とみえます。
当日は外出を控えるので、そうでもないのですが、
翌日からは路面凍結などもあるため、転倒のリスクが高まるのです。
もちろん、不要不急の外出を避けて、屋内で過ごすのが一番の対策なのですが、
そうもいかなかったりしますよね。
雪道・凍結路面での歩き方のポイントは安定性。
【1】足の裏全体を使う。
特に、かかとに体重をかけると、一気に転倒のリスクが高まります。
【2】歩幅は小さく。
【3】視線は足先。
【4】少し前かがみ。
体重を前方にかけるほうが安定します。
【5】時間には余裕をもって。
とにかく、体を安定させ、ゆっくり確実に歩くことを心がけましょう。
もしも、転倒した時の態勢
滑って転倒。その時は、「しりもち」の態勢が比較的被害が抑えられます。
手や腕で体を支えようとすると思いますが、これがかなりのリスク。
全体重が一点にかかることで、手首などを痛めるパターンが多いです。
柔道の受け身をイメージして、体全体を使ってください。
転倒した後は、体の状態を確認し、ご来院ください。
万が一、頭を打ってしまった場合は、慌てず焦らず、いきなり動かない。
救急車お世話になったほうが良い場合が多いです。
しかし、しっかりとしりもちや受け身の態勢をとれたものの、
打ち身や痛みが残る場合は、必ずご来院ください。
尾てい骨にひびが入る、打撲でも侮れない症状になることがあります。
雪の際は、過信せず、十分に注意をしてくださいね。
本日も、当院は通常通り開院しています。
それでは、みなさん、お気をつけて。
埼玉県志木市宗岡 にった接骨院 新田陽介でした。