
突然ですが・・・・。
「痛みを感じさせない。それが私の最大の強みです。」
先日、鎖骨を骨折した中学生の子が来院しました。
あまりの痛みに、顔をしかめて、言葉も出ない様子。
そう、鎖骨の骨折は本当に強い痛みを伴います。
すぐに丁寧に固定を行い、痛みが出ないよう、あらゆる可能性を考えながら処置をしました。
そして翌日――「痛みがなくて、よく眠れたみたいです」
お母さんがそう、ほっとした表情で話してくださいました。
「骨折って、こんなにすぐ痛みがなくなるんですね」
そう言われましたが、
実は、そうではありません。骨折の痛み自体は、翌日には消えません。
痛みが出ないように、処置をしているからこそ、そう感じるだけなのです。
包帯の巻き方、固定の角度、わずかな圧の加減まで――
すべてに理由があり、意味があります。
私は、痛みが出そうなリスクを想定し、そのうえで処置を行っています。
だからこそ、「痛くなかった」という結果につながるのです。
もし、この処置が少しでもズレていたら、きっと痛みで眠れなかったはずです。
「痛みを感じさせない」――これは、簡単なことではありません。
でも私は、それを“当たり前”にしたいと、本気で思っています。
私が行う施術は、徹底的に計算し尽くされた考えの上に成り立っています。
それが、私が行う施術なのです。
怪我がしてしまったら、当院にご相談下さい。
安心・安全に治すことができます。