アイスを食べながら、この記事を書いている新田です。
年末が近づくにつれて、子供の怪我が多発している当院です。
この記事は小さな子供がいるお父さん・お母さんに是非見て欲しいと思います。
遊んでいて転倒した時に、手首を痛めた5歳の男の子が来院しました。
お母さん(以下、母)
「手首を痛がっているけど、腫れてもないし、大して痛がってないから大丈夫だと思うけど一応連れてきました」
新田(以下、キムタク)
「おそらく、骨折してますよ」
母「え〜!まさか!」
キムタクはどのように手をついたか?どこが痛いか?この二つの情報だけでも十分骨折を疑いました。
キムタクは早速、エコーで患部を見てみました。
すると、骨折を疑う画像が出てきたので、連携先の病院で検査をして頂きました。
診断結果は「橈骨下端部若木骨折」
やはり骨折していました・・・。
実際のレントゲンです。
よ〜く見ると赤矢印の所で骨が曲がっています。
一般の方には、分からない位に微妙に曲がっています。
キムタク
「お母さん。若木骨折というのは骨が折れるのではなく、曲がってしまう骨折なのです。
子供の骨は大人の骨と違って硬くなく、柔軟性があるのです。その為、折れないで曲がってしまうのです。腫れも痛みも強く出ないため、軽く考えてしまう人も多くいます。」
母
「そうなんですね。まさか骨折しているなんて・・・・。」
キムタク
「しっかりと、治していきましょう」
この様な光景は、当院ではよくある事です。
お父さん・お母さん。子供が転倒して手首痛がっていたら、直ぐに当院にご相談ください。
それ、若木骨折かもしれません。
以上、キムタクでした!