新田です。
私は、多くの骨折は手術なしで保存療法(手術をしない)で治せると考えています。
足の付け根の大腿骨頸部骨折は保存療法では治せません。
当院が開業して16年。毎年120件ほどの骨折した患者さんが来院しています。
過去手術となった患者さんは、2件だけです。(大腿骨頸部骨折は除く)
医療機関で手術を勧められた患者さんでも、当院でしっかりと治してきた患者さんは数知れず。
今回も手術を勧められた後、当院に相談にきた患者さんのケースです。
転倒した際に手首の舟状骨を骨折してしまいました。
赤く囲っているのが舟状骨です。
よ〜く見てください。
非常に分かり難いですが、赤い線の様に骨折しています。
たいして重症には見えませんね・・・。
が、それは大きな間違いです!!!
この舟状骨は非常に厄介な骨なのです。
何故か?理由は・・・・。
折れた骨に栄養を送るための血管が非常に少ないのです。
その為、骨の修復がなかなか進まないのです・・・・。
結果、骨がつかずに後遺症を残す事があります。
なので、手術を選択するケースが多いのです。
当院では、舟状骨骨折でも保存療法で治す事が出来ます。
舟状骨骨折でお悩みの方は、早めに当院にご相談下さい。