にった接骨院

リスクを想定して、回避する! 2024/11/20

当院では、日々様々な骨折をしてしまった患者さんの施術を行なっています。
どんな骨折でも必ずリスクを伴います。
そこで大切なことは
どんなリスクが起こり得るのか?
どうすれば、そのリスクを回避することができるのか?
これを、常に考えながら慎重に患部を管理していかなくてはいけません。

鉄棒から転落して上腕骨顆上骨折といって、肘を骨折した小学生が来院しました。
赤矢印の所です。

エコーで患部を観察してみると・・・・・。


緑矢印の所。白い線(上腕骨)に段差があり骨折しているのが分かります。

そして、重要なことは皮下出血(黄色で囲ってある)が出ていることです。
肘関節で強い腫れが出ると、骨化性筋炎という重篤な症状を引き起こすリスクがあります。
そのリスクを回避するには、とにかく患部に刺激を与えないこと。
これが一番重要です。勿論、電気をかける事もしません。
相当、注意深く施術する必要があります。

各骨折の形態によって起こり得るリスクは異なります。
リスクを想定して、回避する。
常に考えながら施術を行なっています。

怪我をしてしまったら、当院にご相談下さい。

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