新田です。
驚愕する事が起こりました。
転倒して足を怪我した患者さんが来院してきました。
歩くことも困難な程、痛がっていました。
経緯を聞くと、先ずは医療機関でレントゲン検査をしたそうです。
結果は捻挫の診断でした。
その後、当院に来院してきました。
私は、患部を見ただけで、捻挫ではないと直感した為、
エコーで見てみると明らかに骨折を疑う画像が出てきました。
疑問に思い、連携先の病院で検査してもらうと、やはり骨折していました。
レントゲンを見てみましょう。
緑矢印の所で斜めにはっきりと骨折しているのが分かります。
えっ?何でそうなった?
こんなにはっきりと骨折しているのが分かるのに、捻挫と診断・・・・。
さらに患者さんは固定もしてませんでした。
この骨折で固定をしないなんて、酷すぎます。
当院で強固な固定を行い、さらに松葉杖での生活をお願いしました。
生活は不自由になりますが、痛みは楽になり安心したようです。
しかし、医療機関は何故この骨折を見落としたのか?
謎です・・・。