にった接骨院

石灰沈着性腱板炎 2024/06/13

最近、睡眠の質が良くない新田です。

当院には、石灰沈着性腱板炎の方が多く来院されています。
理由は、ショックマスターという圧力波治療器があるからです。
圧力波によって、石灰を砕いていきます。

昨日、肩が急に痛くなったという患者さんが来院されました。


エコー観察をすると、石灰沈着性腱板炎を疑う画像が描出された為、
すぐに提携先の病院で検査をして頂き、石灰沈着性腱板炎と診断されました。

結果から言いますと、一回の施術で殆ど痛みがなくなりました。

この患者さんは、石灰がまだ固くなっていない状態で痛みが発症したと思われます。

石灰は体に出来始めは、歯磨き粉の様なペースト状だと言われています。これが、時間の経過と共にどんどん固くなっていきます。どの段階で発症するかが、施術効果を大きく左右すると考えています。
ペースト状の段階だと圧力波によって簡単に砕けますが、固くなってしまうと簡単には砕けません。

エコーで観察してみると、石灰の硬さが分かります。
この患者さんは、石灰がペースト状の様でしたので、初検時には簡単に痛みが消失するだろうと感じました。結果、一回の施術で殆ど痛みがなくなりました。

肩が急に痛くなったと感じたら、又は石灰沈着性腱板炎の診断を受けた方はお気軽にご相談ください。

 

以上、新田でした。

 

© 2012 にった接骨院