妻と外出中、「手を繋ぐ?」って聞いたら笑顔で「結構です!」と断られた新田です。
照れ屋さんだなぁ。と思いました。
さて、今回のテーマは「新田が一番、印象に残っている怪我は?」です。
皆さんのおかげで、にった接骨院は14年目を迎えました。
その間、様々な怪我と向き合ってきました。
その中で私が一番、印象に残っている怪我は、薬指と小指を骨折した、17歳の高校生の男の子です。
骨折した時のレントゲンです。
薬指と小指が大きく曲がっているのが分かります。
このレントゲンを見たときに、思わず「綺麗に折れてるなぁ」と思いました。
しかし、現実はそんな綺麗事ではなく、大変難しい症例だと思いました。
指の骨折の場合、曲がったまま骨がついてしまうと、大きな後遺症を残してしまいます。
整復(曲がった骨を元の形に戻すこと)から固定、さらに運動療法まで、細心の注意を払い施術をしなければなりません。
やり直しがきかない、一発勝負。緊張の日々です。
こちらが、整復(曲がった骨を元の形に戻すこと)後の写真です。
曲がっている骨が、真っ直ぐになっているのが分かります。
しかし、骨がつくまでこの状態を維持しなくてはいけません。
そこで重要なのが固定です。固定次第で再転移(再度、骨がズレてしまうこと)してしまいます。
ここが、腕の見せ所です。
とても難しい怪我でしたが再転移することなく又、後遺症を残すことなく無事に完治しました。
重症度の高い怪我でも、整形外科と連携を取り、安心して完治に向けて施術を行なっています。
怪我をしたら、当院にご相談ください。