今年も年末年始恒例の救護活動に行ってきました。
スキーは密にならない野外活動ということで、スキー場はオープンしています。
救護活動については、救護をする私たちが、マスク、手袋の着用、手指の消毒をするのはもちろん、
救護される人についても、マスクの着用や、検温、消毒などを徹底し、感染予防対策に努めています。
今年の年末年始は晴れて、大変景色が良く、気持ちのいい天気が続きました。
さて、この眺望にたたずんでいるのは、誰でしょう?
当院の伊藤です。
昨年に引き続き、今年も救護活動に参加しています。
彼は今年、パトロールとして、現場での救護を行いたい!という希望が芽生えたのです。
スキー場での救護活動には、二種類あります。
ひとつは、現場(コース上)で応急処置して救護室に搬送するパトロール。
もう一つは、救護室に搬送されてきた人をさらにきちんと応急処置をして、医療機関への搬送に受け渡す救護室活動。
「パトロールでの救護活動をやりたい。」その希望を聞いた時点で、パトロールの隊長に相談しました。
希望があるならば、私たちは応援します!と、力強い言葉をいただきました。
但し、パトロール隊員になるには滑走技能が必要。
幼少のころから、クロスカントリーをやっており、中学生の時は全国大会にまで出場した伊藤。
しかし実は、はじめてのアルペンスキー。
本人は、クロスカントリーが大丈夫ならアルペンスキーも簡単だろうと思ったのですが、
隊長のチェックでは惨敗。
クロスカントリーとアルペンスキーは全然別物。
でも、初めてでこのぐらい滑れるのなら、上手な方。まだまだだけど。と高評価も頂きました。
以前から書いていますが、何事も基本が大切です。アルペンの基本を上手な隊員から教わります。
救護活動だけでなく、待機するところから様々なコロナ対策をしており、
いつもと同じ救護活動でありながら、いつもと違う救護活動でありました。
年末年始4日間、まったく正月気分はありませんでした。
帰ってきて、このご褒美のケバブを食べるのが、一番の楽しみです。
今年もよろしくお願い申し上げます。