いつまでも自分の足で歩くために
転倒を予防するデイサービス歩(あゆみ)の管理者 新田雅恵です。
転倒を予防するデイサービス歩では、「いつまでも自分の足で歩く」ということを全体の目標として掲げています。
足の機能訓練をし、転倒を予防していく事によって、自立した生活を保っていく事が出来るからです。
しかし、「いつまでも自分の足で歩く」といくら言われても、今は歩けているし… 杖があれば大丈夫だし… などとなってしまい、“トレーニング迷子“になってしまうのです。やる気も出てきません。
全体の目標を具体的な「自分事」にする
そのため、”自分がどうなりたいのか”という最終的なゴールを設定することにより、どこに向けてトレーニングしていけばよいのかが明確になるようにしています。
転倒を予防するデイサービス歩では、ご利用者様それぞれに、自分の具体的な目標を掲げてもらい、
「○○がしたいから、自分の足で歩く」という目標を作ってもらうことにしています。
みんなの目標が全体のモチベーションを上げる
それぞれに立てた目標は、掲示板に貼りだし、ご利用者様の間で共有できるようにしています。
お互いの目標を見あうことにより、「もう少しがんばってみよう」などという意欲が増すのです。
また、他の人の目標を見ることにより、一緒に頑張っている人がいるという仲間意識も出てきます。
お互いが切磋琢磨することにより、全体のトレーニングのモチベーションが上がります。
日常生活の目標から、趣味、行事などの目標まで、皆さん様々です。
これを見ながらのトレーニングは、みなさんの楽しみにもなっています。