にった接骨院

ホテルマンだった私がデイサービス歩をはじめた理由 2020/08/08

私がデイサービス歩(あゆみ)をはじめた理由

転倒を予防するデイサービス歩(あゆみ)の管理者 新田雅恵です。

コロナ禍で近隣の介護事業所が閉鎖していく中、私共は6月にデイサービス歩を開所しました。

営業活動が厳しい最中でしたが、にった接骨院の設備を生かした「デイサービス歩」でしか提供できないサービス内容を体験してもらうために、少人数予約制の体験会を毎日開催して、一人でも多くの方に知ってもらために努めて参りました。

地道な営業活動の甲斐あって、ご利用者様は毎週増え続け、2か月後の今、間もなく定員を迎える曜日も出てきました。

今日は、私がなぜこのデイサービス歩という介護事業を始め、どんな使命感で仕事をしているのか、お伝えしたいと思います。

究極のサービスマンであった私

10代の頃、地元の居酒屋でアルバイトをすると「溢れる感動を燃えたぎる心で伝えたい」という熱い社風から接客業の楽しさに目覚め、大学卒業後はホテル業界に就職しました。ゲストの想いは何でも実現してあげたいという情熱からウエディングプロデューサーとして配属され、婚礼セールスの営業成績はトップでした。とにかく、お客様のためなら、何でもしてあげたい!という想いが誰よりも強いホテルマンでありました。

 

あれから10年、ステージは介護業界へ変わり、今はデイサービス歩の生活相談員として、利用者様のために自分が出来ることは何でもしてあげたい!私たちにしか出来ないサービスで、地域の人々の暮らしを支え、皆様の生活の一部となり共に生きていきたい!という使命を持って、心からを超越した魂からの熱い想いで、デイサービス歩を始めたのです。

目の前にいる人の笑顔のために、どんなことでも全力でやっていきたいというホスピタリティ精神は、全ての業界で通じる事なのですね。

 

1つの後悔が、私を全力にさせる

昨年、にった接骨院の無料送迎をご利用頂いている患者様がいました。

お独り暮らしの為「何かお手伝いできることがあったら電話してくださいね」と私の携帯電話も教えていました。通院だけでなく、スーパーに行きたい時も電話をかけてくれて、今まで何度も一緒にお買物に同行したり、転倒した時や身体の痛みがあると、私の携帯に電話をくれるので、どこへでも送迎をしていました。いつも我が家の子供達にお菓子を買ってくれたり、開業当時(10年前)からの長いお付き合いの患者様でした。

ところがある日、転倒して足を骨折。救急車を呼び、入院してしまいました。入院先では治療やリハビリを行っていなかった様で、退院後、足首が動かなくなり、そして筋力も低下してしまい、そのまま施設へ入居することになってしまったのです。

ご本人からは入院中に「夜遅かったから、新田さんに電話出来なかった」と、お電話を頂いたのですが、

 

もし、あの時、救急車ではなく、私に電話してくれたら、整形外科の先生と連携しつつ、毎日送迎を行い治療をしていたら、今頃元気に自宅で暮らせていたのではないかという悔しさがあるのです。

 

私がもっと普段から、早朝でも夜も休日でも、にった接骨院では可能な限り急患対応が出来るという事を伝えて来なかったせいで、その人のライフスタイル、人生を変えてしまったのではないかという後悔があるのです。

 

だからこそ、今は目の前にいらっしゃる利用者様に対して二度と後悔をしないよう、全力で伝えています。

 

転倒したら、まずはにった接骨院に電話をしてください!

整形外科の先生と連携し、多くの骨折は手術をしなくても完治出来るのです!

院長が診て、搬送が必要な場合は、応急処置を施してから救急車を呼べます!

にった接骨院は、骨折を治す専門家なのです!

 

デイサービス歩のご利用者様にはこのような紙をお配りして、急患の際は、夜でも送迎を行っております。

 

人への想いは必ず伝わる

先日、地域包括センターの所長様やケアマネージャー様とお話させて頂く機会を頂き、にった接骨院やデイサービス歩の評判がとても良い!目配り気配り心配りが素晴らしい!など利用者様からの嬉しいお言葉を頂きました。

開所準備から駆け抜けてきた日々の努力が報われたように、その一つ一つのご利用者様からの声が身に染みて、涙が出るほど有難いお言葉でした。

 

私が日々の利用者様に対してどんな気持ちで接しているのかをお伝えすると、つい感情が込み上がり、何度も涙が流れてしまいました。初めてお会いした所長様から「こんなに熱い人にはじめて会った!」と言われ、お恥ずかしい一面ではありましたが、

同時に、誰かに真正面から話を聞いてもらえることは、こんなにも心が喜び、感動することなのだと、気付かされました。

今回お会いした所長様やケアマネージャー様のように、私自身も利用者様のお話を真正面から受け止めて、共感してあげられる相談員でありたいと思いました。

私事ではございますが、転倒を予防するデイサービス歩の管理者・生活相談員として日々精進して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

転倒を予防するデイサービス歩

新田雅恵

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