にった接骨院

ほねつぎの技術:レントゲン写真を見る力 2019/10/31

埼玉県志木市中宗岡 にった接骨院 新田です。

突然ですが、質問です。

彼は何をしているのでしょうか?

1.ぼーっとしている

2.ボケーッとしている

3.レントゲン写真を見ている

 

正解は

3.レントゲン写真を見ている でした!

 

現在、伊藤先生は、レントゲン写真を見る勉強中です。

レントゲン写真を見る力

 

レントゲン写真を読み解く

こちらは右手の手首のレントゲン写真です。どのように折れているかわかりますか?

おそらくこのレントゲン写真だけで、どこが折れているかわかる方はなかなかいません。

アップにしてみましょう。

分かりますか?

手首の骨は細かくて複雑なので、骨折線も見えにくいです。

それでは、正解と並べてみましょう。

 

かなり大きく折れています。

それでも、パッと見ただけではわからないですよね。

これを見れるようになるのは、沢山の症例を見て、見て、見て、訓練していくしかないのです。

レントゲン写真は、骨折した場所がわかるだけではない

それでは、レントゲン写真からわかることはなんでしょうか。

 

レントゲン写真で、骨折した箇所がわかります。

その骨折がどのように骨折しているのか、折れた面がまっすぐなのか、ギザギザしているのか、縦なのか、横なのか、

骨が割れているのか、粉々になってしまっているのか、ずれてはいないかなどの確認もできます。

レントゲン写真を正しく読み解くために

骨折の状況がレントゲンで確認できると、その骨折をどのように治療していった方がよいのかがわかります。

固定の仕方、注意する点なども明確になる為、どのくらいで完治するのかもわかります。

レントゲンを正しく読み解けなければ、適切な治療、短期での完治はできないのです。

 

レントゲン写真を読み解く訓練

それぞれ状況が違う怪我の状況。学校で資格を取っただけでは、レントゲン写真を正しく読み解くことができません。

今までの数多の症例を何度も確認し、そして、数多く確認し、訓練することで、初めて正しく読み解けるようになるのです。

これは、訓練をするしかありません。

 

これからも、当院は、日々技術の向上に努めてまいります。

© 2012 にった接骨院