志木市宗岡のにった接骨院、新田です。
「自転車で対向自転車にぶつかった。1週間経っても痛みがあり、指が動かせない」
そんな高校生が来院しました。
右手の薬指の骨折でした。
指の骨は大変細く、その骨を接ぐというのは、大変繊細で難しい施術です。
またその技術と共に、施術を開始するスピードも大変大事なのです。
なぜならば、若い患者さんであればあるほど、
骨の組織が再生し始める能力が高く、すぐに骨の再生が始まってしまうからです。
もし、しばらく放置し、折れて、曲がったまま、骨が再生してしまうと、
オーバーラップフィンガーと言って、手を握った時に隣の指と骨折した指が重なってしまいます。
今回もその状態になっていました。
今回の負傷から1週間という期間は、ギリギリであったといえます。
すでに、骨の再生ははじまっていたものの、まだ固定化されない不安定な状態だったため、
まっすぐに骨を接ぐことが可能でした。
「骨を接ぐ」という施術は、技術や経験を伴ってはじめて自信をもって行うことができます。
患者様の身体への負担をなるべく少なく、元の状態に戻すために、
当院では、信頼のできる施術と説明を行うことをお約束します。
その後、超音波骨折治療器「オステオトロン」で骨の再生を促進し、
適正な固定で治癒を目指しました。
今回は、無事、後遺症もなく完治することができました。
<負傷時> <治療後>
ちょっと怪我をしたが、痛いけれど我慢できる…自己判断は大変危険です。
当院では、打撲・捻挫・骨折など様々対応しております。
精密検査等が必要と判断される場合には、整形外科へ紹介状を書くことも可能です。
まずは、ご相談ください。