にった接骨院

スポーツのけがで多い、肩鎖関節脱臼 2019/06/07

埼玉県志木市宗岡のにった接骨院 新田です。

今回は、20代のサッカー選手です。

転倒し、肩をぶつけて負傷し、来院されました。

以下のレントゲンをご覧ください。

こちらは健康な人のレントゲンです。鎖骨と肩甲骨がなだらかにつながっているのが分かります。この2本の骨は、靭帯でつながれています。

次に、今回の患者様のレントゲンをご覧ください。

鎖骨と肩甲骨の位置がずれているのが分かると思います。この2本の骨をつなぐ靭帯が切れ、鎖骨が上に上がってしまい、2本の位置がずれてしまうのです。

これは「肩鎖関節脱臼」といい、大変痛みが伴います。状況によっては、外から見てもわかるものもあります。

転倒したり、ぶつけたりする以外にも、スポーツなどで人と接触した場合に起こることもあり、当院では非常に多い症例となっています。

 

肩鎖関節脱臼は、骨折より重症となることも多く、オペでの治療が行われることもあります。

しかし、当院では、提携の整形外科の医師の指導の下、ほねつぎの技術を駆使し、できるだけオペをせずに治療を行うようにしています。

的確な固定をしっかりと行うことによって、痛みも軽減し、身体への負担も減少します。

 

このように、全体を通じて治療期間が短くし、日常生活に早く復帰したり、続けているスポーツを早く再開できるように、にった接骨院は頑張っています。

何か予定がある方は、是非、お知らせください。

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