にった接骨院

ほねつぎの技術と、医師の協力~手指の関節の骨折~ 2018/08/21

今回ご紹介するのは、手指の関節部分の骨折です。

患者様は、跳び箱をしていて落下し、骨折をしてしまいました。

レントゲンの患部をご覧ください。

中指の先のほうも骨折があるのですが、ひどい骨折は薬指と小指です。

左手の薬指と、小指の付け根のところから折れて、指が外側に曲がっているのがわかります。

骨の中間部(骨幹部)が折れる骨折とは違い、この部分の骨折は指を動かす機能が備わった関節部分です。

指が曲がらなくなってしまったり、後遺障害が残ってしまうこともある、大変難しい骨折です。

左側は正常な骨です。軸がまっすぐになっているがわかりますね。

右側が今回の写真ですが、完全に軸がずれてしまっています。

 

その上、骨折部分に捻りが加わっています。

 

本来なら、赤い線がぴったりと合わなければなりません。

青い矢印の分だけ骨がずれてしまっています。

このようなひどい骨折の場合でも、当院では医師の協力をえて、施術を行っていきます。

医師の協力の元、指示や指導を受け、保存療法を行うことになりました。

当院では、捻りを戻し、軸をまっすぐにするという整復作業をおこないます。

また、整復作業以上に難しいのが固定です。

骨折箇所を整復したその状態をキープできるように適切な固定具や包帯を使い固定を行っていきます。

これが施術を行っていくにあたり、一番神経を使います。

当院では、ギブスは行わないため、毎日、超音波骨折治療器オステオトロンをかけて、骨の再生を促進していきます。

 

治療器での施術と共に、骨の状態を確認しながら、確実に適切な固定を行っていくこれがほねつぎの技術です。

 

今回の症例も後遺症を残すことなく、保存療法で完治することが出来ました。

このように、難しい症例でもしっかりと治すことができます。

 

これからも、医師との連携協力のもと、保存療法の良い点を生かし、施術を行っていきたいと思います。

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