にった接骨院

<足の甲>疲労骨折ってどんなもの?(疲労骨折) 2018/01/12

 

疲労骨折ってどんなもの?

今回は、小さな衝撃が繰り返し同じ部分にかかることで、骨にダメージが蓄積して起こる「疲労骨折」についてお話ししたいと思います。

 

サッカーをしている小学生の男の子が来院しました。

特に、ひねったり、ぶつけたりしていないのに、なんだか痛い。

そんな症状で来院されました。

足を見ると、足の甲が少し腫れています。

エコーで観察をしてみましょう。

エコー観察で何がわかるのか

エコーで観察をすると、骨の表面の組織が腫れあがっているのがわかります。

他の骨折や打撲では見られない、独特の骨が腫れているような画像が描出されるのです。

 

これは、疲労骨折の前兆です。

疲労骨折とは。

小さな衝撃が繰り返し同じ部分にかかることによって、

徐々に骨にダメージが蓄積し、そのまま続けていると最終的に折れてしまうという骨折です。

 

この患者様は、その後もサッカーを続けていたため、来院されたときはまだ折れていなかった骨が、骨折してしまいました。

原因としては、サッカーで走ることや、ボールを蹴ることの繰り返しからだと思われます。

どうやって治すの?

疲労骨折の前兆が見られたら、安静が第一です。

しかし、日常生活にも支障が出るような安静は難しい。

その場合、当院のアキュスコープ/マイオパルスで痛みを除去し、固定をして、患部の安静状態を保っていきます。

固定は、疲労の度合いによります。

初期の前兆であれば、1週間程度からですが、進行の度合いによっては2~3週間かかる場合もあります。

固定をしても、自身が安静にしていない場合は、時間がかかるどころか、そのまま進行する場合もあります。

 

エコー観察をすれば、前兆がわかるので、折れる前に対応ができるのが利点です。

よく使う部分に痛みがあると感じたら、ご来院ください。

 

 

志木市宗岡のにった接骨院 新田でした。

 

 

© 2012 にった接骨院