にった接骨院

ほねつぎという技術 2017/10/07

志木市宗岡のにった接骨院、新田です。

「自転車で対向自転車にぶつかった。1週間経っても痛みがあり、指が動かせない」

そんな高校生が来院しました。

右手の薬指の骨折でした。

 

指の骨は大変細く、その骨を接ぐというのは、大変繊細で難しい施術です。

 

またその技術と共に、施術を開始するスピードも大変大事なのです。

なぜならば、若い患者さんであればあるほど、

骨の組織が再生し始める能力が高く、すぐに骨の再生が始まってしまうからです。

 

もし、しばらく放置し、折れて、曲がったまま、骨が再生してしまうと、

オーバーラップフィンガーと言って、手を握った時に隣の指と骨折した指が重なってしまいます。

今回もその状態になっていました。

今回の負傷から1週間という期間は、ギリギリであったといえます。

すでに、骨の再生ははじまっていたものの、まだ固定化されない不安定な状態だったため、

まっすぐに骨を接ぐことが可能でした。

 

「骨を接ぐ」という施術は、技術や経験を伴ってはじめて自信をもって行うことができます。

患者様の身体への負担をなるべく少なく、元の状態に戻すために、
当院では、信頼のできる施術と説明を行うことをお約束します。

 

その後、超音波骨折治療器「オステオトロン」で骨の再生を促進し、

適正な固定で治癒を目指しました。

 

今回は、無事、後遺症もなく完治することができました。

<負傷時>                   <治療後>

   

ちょっと怪我をしたが、痛いけれど我慢できる…自己判断は大変危険です。

当院では、打撲・捻挫・骨折など様々対応しております。

精密検査等が必要と判断される場合には、整形外科へ紹介状を書くことも可能です。

まずは、ご相談ください。

 

 

 

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