にった接骨院

多発骨折とは・・・・? 2025/11/11

新田です。

さて皆さんは、「多発骨折」という言葉をご存じでしょうか?
これは、2本以上の骨が同時に折れることを指します。
実は、それほど珍しいケガではありません。

先日も、歩行中に転倒して手をついた患者さんが来院されました。
右手の中指・薬指・小指が腫れており、ひと目で「多発骨折だ」と直感しました。

検査の結果、やはり3本の指が同時に骨折している「多発骨折」でした。

このようなケースは、治療が非常に難しくなります
なぜなら、それぞれの指で折れ方が違い、

  • 固定期間
  • 固定肢位(どの角度で固定するか)
  • リハビリ開始のタイミング

すべてがバラバラになるからです。
一括で同じように管理するわけにはいきません。

さらに、指の骨折は処置を間違えると後遺症(機能障害)を残す可能性もあるため、慎重に日々の変化を観察しながら、適切な対応をしていく必要があります。

ですが、指の骨折こそ、私が最も得意とする分野です。

  • わずかな変化を見逃さない観察力
  • 状態に応じた的確な判断と対処
  • 最新の医療機器の活用
  • そして、絶対的な固定技術

これらを駆使して、後遺症を残さず、最短で治癒へ導く
それが、当院の最大の強みです。

難しい多発骨折でも、しっかりと治すことができます。

以上、新田でした。

 

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