にった接骨院

紅葉の中、ごみ問題を考える 2019/11/07

こんにちは。埼玉県志木市中宗岡 にった接骨院の新田です。

 

自転車で沼田まで紅葉を見に行こう!

そうやって、志木から自転車で出発をしました。往復301kmの行程です。

天気は曇り空でしたが、自転車で走るにはとても気持ちのよい日でした。

まず、志木をスタートして、伊勢崎まで3時間。

高崎市まで4時間30分。美しい山脈が見えてきます。

伊香保まで6時間かけて、たどり着きました。ここまでで120km。沼田までまだあと30kmちょっとあります。

ここからは、向こうに見える山をいくつか越えていかなければなりません。

山々を越え、沼田まで行くと、オレンジ色に染まった山が迎えてくれました。

時折、休憩をはさみながら、志木から沼田までの行程はとても楽しいものでした。

 

しかし、今回の行程で思ったことはそれだけではありませんでした。

志木から荒川を遡り、鴻巣市までいくと武蔵水路というところがあり、ここを通り利根川に移動します。

行田市の利根大堰で利根川から取水され、この武蔵水路を通って、荒川に水が流れ込んでいます。

この水路は、首都圏を水不足から救ったと言われている大切な水路です。

 

利根川に出ると、先日の台風19号のせいで、氾濫こそなかったものの、岸の部分にたくさんの泥や瓦礫が打ち上げられていました。

ただ、泥が打ちあがっているだけなら、台風の時の水量を感じたという感想で終わっていたかもしれません。

でも、それらをよく見てみると、どれも白いのです。

白いものはなんだろうとみてみると、ペットボトル。とにかくペットボトルばかりでした。

レジ袋や、その他のゴミもありますが、ペットボトルの量が本当にすごい。

それが、埼玉から群馬県庁手前玉村町のところあたりまで、延々と同じ状態が続いているのです。

ずーっとです。切れ目なくずーっと。

今まで、環境問題に興味がなかったわけではありませんが、この状況を目の当たりにし、これからの日本、世界の未来について深く考えなければならないと改めて思いなおしました。

 

群馬県庁周辺からは、かなりきれいな状況でした。

これから、冬季に入ると、スキー場の救護活動が始まり、自転車に乗ることが出来なくなります。

それまでのこの短いいい季節。沢山自転車に乗りに行きたいと思っております。

© 2012 にった接骨院