にった接骨院

ほねつぎの技術:痛みが無くなったら治ったのか 2019/08/05

埼玉県志木市中宗岡のにった接骨院、新田です。

 

今回は、足の骨折です。

以下のレントゲンをご覧ください。

黄色い矢印で示された部分が骨折箇所です。

斜めに割れるように折れています。

来院された際は、腫れもあり、痛みもかなりありました。

そのため、しっかりと固定を施し、超音波骨折治療器「オステオトロン」をかけました。

1週間後の腫れと痛みの変化

1週間、固定をし、連日「オステオトロン」をかけました。

すると、腫れも引き、痛みも治まりました。

大抵の骨折は、1週間もきちんと治療をすれば、腫れや痛みは軽減します。

腫れ、痛みが無くなる ≠ 治る

1週間し、腫れや痛みが無くなったので、もう治ったのではないか。固定を外したい。

と患者様から言われました。時々あることです。

最初にあれだけ腫れて、痛みがあったのですから、気持ちはよくわかります。

ただ、それは、固定をしっかりして骨を正しい位置にしているので、腫れも痛みも治まっているのです。

この時点で骨はついていません。それなので、固定を外してしまうと、また骨はずれていってしまうのです。

 

ここから、もう少し頑張って骨が再生するまで、固定を施すと、しっかりと治っていきますので、最後まで頑張りましょう。

その再生を助けてくれるのが「オステオトロン」です。骨がつくのが4割早まります。

 

なにかありましたら、いつでも当院にご相談ください。

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